英会話ができない理由は、アウトプット能力が足りていないからです。
例えば英会話フレーズを100個覚えたとしても、あなたがそのフレーズを使うための思考回路(ボキャブラリィ)が無ければ、そのフレーズが使われることはないでしょう。
覚えたことが無駄になってしまいます。
例えば、あなたは久し振りに友人と会ったときに何と声をかけますか?
私なら
「おぉ、久しぶり~。」
「お昼ご飯は食べた?」
「今日は何時に帰りたいとかある?」
「行きたいところある?」
「僕はA神社に行ってみたいんだけど」
とかそんな感じです。
私が仮に参考書で「元気にしてた?」というフレーズを覚えたとしても、あいにく私の思考回路にはこのフレーズがないため、「元気にしてた?」を暗記しても無駄になってしまうということです。
つまり、参考書からフレーズをインプットするのではなく、自分が普段言っている会話を思い出して、それを英文化することが必須になります。
自分の思考回路(ボキャブラリィ)はそう変わるものではありません。
自ら書き出して覚えたフレーズは、今後何度も使用するフレーズになるでしょう。
では、実際の練習方法です。
ステップ1
色々なシチュエーションを想定して、自分が発しそうな日本語を書き出してみましょう。
・お店を探している外国人を見つけたとき
・写真を撮ってくれる人を探している外国人を見つけたとき
・体調悪そうな外国人を見つけたとき
・飲食店で話しかけてみるとき
・お店の場所を尋ねられたとき(道案内) など
「質問する」→「回答がくる」この繰り返しです。
相手の回答は適当に推測してしまいましょう。
ステップ2
日本語→英語に変換してみましょう。
以上です。