人はお金のために働いています。
「お金がすべてじゃない」
「お金だけでは幸せになれない」
こんな話をよく耳にします。
では、人は何のために働いているのでしょうか?
矛盾しています。
確かにお金だけでは幸せにはなれないでしょう。
お金を使う場所がなければお金を持っていたって何の意味もありませんし、知り合いがみんなあなたの敵だったら生きていても楽しくないでしょう。
私はお金があった方が幸せだし、お金は幸せになるためのひとつの手段だと思っています。
みんなが、本当はそう思っています。
人はお金のために働いています。
お金をもらえない仕事をしますか?
しませんよね。
『生きがい?』
違いますよね。
まずは、人生において『お金』は絶対的に必要であると理解しましょう。
そして、ここからが本題です。
人はお金のために働いているのに『お金』について深く興味を持つ人は少ないです。
これが矛盾しています。
お金はどこにでもあり、見慣れているからでしょうか。
お給料をもらって、生活するというサイクルができあがっているからです。
そして、お金について深く学ばなくても生活できるのが現状だからです。
しかし、一方で「お金について知ろう、お金をもっと増やそう」と真剣に考えている人もいます。
ここがいわゆる『金持ち』と、そうでない人の大きな分かれ道だったりもします。
そのような人は脱サラして個人事業主になったり、会社を興したり、ネットビジネス界の寵児になったり、専業トレーダーになったりしています。
もし、『お金』について深い知識を得たとしたら、生活は何か変わるのでしょうか。
例えば、『金持ち父さん、貧乏父さん』で有名なロバート・キヨサキ氏は以下のようなことを述べています。
○お金について詳しい人
・お金でお金を増やすことを知っている
・資産とは何か、負債とはなにかを知っている
・どんなお金の使い方をすればいいのか知っている
・節税できる手段がいくつもあり、それを知っている。
・目の前のお金の将来的な価値を知っている
○お金について詳しくない人
・「仕事をする→お給料をもらう→月々の支払いを済ませる→残りのお金で生活をする」の繰り返しだけの人。
・会社から受け取るお給料に強く依存する人生
・家や車は資産だと考えている
・会社に長く勤めることは偉いと思っている
・株や債券、為替に興味がない
などなど。
一言で言えば、「ファイナンシャル・リテラシー」がない人です。
よほどのお金好きか、何かのきっかけがない限り、『お金』について深く知る機会はありません。
お金のことを学校で教わることはは普通ありません。
会社でお金について学ぶこともないです。
※会社は何も考えずに言うことを聞いてくれる人間が、『使用人』として一番都合いいはず。
お金の話は積極的にするようにしましょう。
家族や友人にお金の話を共有してみましょう。
・今のお給料はこのくらいだ
・投資で損をした、得をした。
・株を買った
・銀行で投信を買ってみた
・保険に入った
・貯金を始めた
・ネットビジネスを始めた
・Youtuberになろうと思っている
・日銀の施策には賛成だ、反対だ。
なんでもいいです。
周りの人とお金の話を共有して、さらにお金について詳しくなることが目的です。
ロバート・キヨサキ氏の言葉を借りれば、「ファイナンシャル・リテラシー」を高めることが目的です。
羽振りの良さそうな友人に「最近貯金始めたんだけど、なかなか貯まらないね。君は貯金とかしてる?」と聞いてみましょう。
何かいい貯金方法を教えてくれるかもしれません。
同じように、上司や、地元の先輩等、『人生の先輩』に聞いてみるのも良いことです。
住宅ローンや保険など、選択肢が多い商品(サービス)もありますね。
先輩方はなぜその購入した商品(サービス)を選択したのかを聞いてみましょう。
普通、お金絡みのことは個人の選択によって決定しているはずです。
そして、その決定には少なからず”裏付け”があり、決定したことに自信(理由)を持っているはずです。
人は自分の決定は正しいと思う傾向があります。
快く教えてくれるでしょう。
・真面目で勤勉な人
・常に楽観的に考えるタイプの人
・頭の回転が速いく、仕事の成績が優秀な人
など、色んな人に聞いてみましょう。
お金絡みの話は話したがらない人もいるでしょうが、たいていはニコニコにて教えてくれます。
繰り返しますが、人はお金のために働いています。
お金の話をもっと積極的にして、知識を得て、お金をもっと増やすことを考えましょう。
以上です。
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