本業&副業で頑張っている皆さんへ朗報です。

本業と副業で頑張っている皆さんへ「お給料」についてのお話です。

 

ここでいう「副業」とは、実際に企業で働いていることを指します。

※時給1000円とか


 

●兼業で、労働時間が一日計8時間以上であるとき

 

8時間以上の労働は時給×1.25倍が支給されます。(労働基準法38条1項)

例えば、A社で8時間勤務後、B社で4時間(時給1000円)勤務した場合、B社からは4000円のところ、5000円支給されます。

労働時間は1日のトータルで考えるのが当然です。この場合の残業代は「後で勤務させたほう」が支払うことになっています。つまり、B社です。B社はその人がA社で勤務していることを知っていて、それでも雇いたかった訳ですから、B社が負担するのが筋ということです。

 

ここで問題があります。

 

A社での勤務時間を、B社へどう知らせるかです。

・ある日はA社で8時間働いたので、その日のB社での勤務は1.25倍にしておく

・ある日はA社では勤務していないので、時給1.0倍でよい

・ある日は、A社で8時間勤務した。B社で5時間勤務したが、後半の2時間は深夜労働だった。

などなど・・・。

 

まず、B社は残業手当(時給の1.25倍)を支払いたくないでしょうから、B社が率先して動くことはありません。(笑)

 

A社もできるだけ動きたくないはずです。何かと事務作業がめんどくさいからです。

労働者としては、A社からB社へ毎月勤務時間を報告してもらえるのが一番楽ですが。(たぶん無理w)

 

現実的に考えましょう。

 

労働者本人が、A社の「タイムカード」や「上司への勤務時間実績の提出書類」なんかを毎月B社に送りつける必要があります。B社から残業代をもらう必要がありますから、B社の締日に合わせます。B社が「末締め、翌月25日払い」であれば、月末に「A社の月始め~月末まで」の勤務時間を知らせる必要があります。

めんどくさい気もしますが、やるかやらないかは労働者次第です。

ただ、この手の話は「~支払う義務がある」とされていますから、躊躇する必要はないです。これをB社に報告すると気まずくなるとか、シフトに入れてもらえないなんてことも少なからずあるでしょうから、喧嘩してB社を

辞めるときか、究極にお金が欲しくなったときに知らなかったフリして発動させればよいでしょう。ただし、B社に対して「本業をしていること」を内緒にしているともらえないでしょう。「A社で勤務していることを知っていたら雇わなかった」と言われても仕方ありません。

 

やはり、どちらにも周知させておくとよいでしょう。

 

●残業代・深夜割増のまとめ

 

・法定労働時間:1日8時間以内、かつ1週間40時間以内の労働のこと

 

・法定時間外労働・・・時間単価×1.25倍以上
例)A社8時間勤務後、B社(時給1000円)で4時間勤務した場合:B社からは4000円のところ、5000円支給される。

 

・月60時間を越える部分は×1.50倍以上。

例)A社とB社の勤務が合計して60時間になった。それ以降の勤務は時給1000円のところ、1500円となる。

 

・法定休日労働(日曜出勤)・・・時間単価×1.35倍以上
※法定休日とは、例えば定休日が「日曜日」と決まっている場合のことです。会社は週に1日は必ず「法定休日」(定休日)にしなければなりません。この日に出勤した場合のことです。

 

・法定外休日・・・1.0倍
法定外休日とは、法定休日を「日曜日」と決め、企業独自で土曜日も休日に定めている場合(週休2日)のことです。この場合、土曜日が「法定外休日」となります。
法定外休日は(残念ながら)1.0倍です。別途割増賃金を支払う必要はないとしています。ただ、先述したとおり「1週間に40時間まで」の原則がありますから、月曜日~金曜日を5×8時間=40時間で考えると、別途支給する必要があります。この場合は法定時間外労働となり「1.25倍」です。

 

・深夜外労働・・・時間単価×1.25倍以上

・深夜外労働+法定時間外労働・・・1.50倍以上

A社で8時間勤務後、B社(時給1000円)で4時間勤務した場合:1500円がB社での時給となります。

 

・深夜+休日は1.60倍以上

 

●余談ですが、給与明細は必ずもらいましょう。それかインターネットでチェックしましょう。そして、勤務時間は必ずメモをとっておきましょう。本部の人間が給与計算を間違えることは考えにくいですが、店長から本部への報告がうまくできていないと、働いた分のお給料が支給されないことがあります。店長が故意でやることもあります。感覚的には「残業するな」「休憩とっていいよ」「今日暇だから早上がりしてくれない?」と言うような人は安心できます。何も言われずに引かれているケースが一番悪質です。(笑)必ず記録をとりましょう!