〜以下で計算した場合〜
一軒家:4000万円
賃貸(マンションとか):月々14万円
※期間は35年間
一軒家の場合
1)初期費用
・頭金:0円
・購入時手数料(仲介手数料とか登記費用とか):320万(8%が相場)
→320万
<一軒家の初期費用> ローン取扱手数料(税込) 968,000円 借入契約収入印紙代 20,000 円 抵当権設定登録免許税 176,000 円 抵当権設定にかかる司法書士報酬 80,000 円 その他 516,000円 →1,760,000 円 ※イオン銀行で、消費税400万円を足した4400万円での借り入れをした場合
2)ランニングコスト
・ローン返済額:47,767,264円(元利均等0.475%、月々113,732円*420回)
・固定資産税+都市計画税:175万(年5万*35年)
・メンテナンス代(外壁、水回りなど):420万(月1万)
・火災保険料+地震保険料:35万(年1万)
→5406万(千円単位以下切り捨て)
計:720+5406=6126万
賃貸の場合
1)初期費用
仲介手数料:14万
→14万
2)ランニングコスト
賃料:5880万(月々14万*420ヶ月)
更新料:238万(2年に1度14万、17回*14万)
生命保険料:84万円(2000円*420か月、一軒家の場合、団体信用生命保険により死亡or高度障害でローンの返済は無くなります。一軒家と同条件にするため入れます)
→6202万
計:14+6202=6216万
〜まとめ〜
一軒家:6126万
賃貸:6216万
→差:90万、一軒家の方が安い
<備考>
・URや団地に住めば更新手数料は不要
・賃貸では実際、1箇所に住み続けることはないと思いますが、一軒家を同じにするため、引っ越し費用、引っ越し時の仲介手数料は割愛しています
・一軒家は金利が上がるリスクはあるが、賃貸もインフレにより賃料が上がる可能性がある。(おあいこ)
・一軒家は35年経過後も”家”が残ります
・光回線は一軒家の方が高速通信できますが、月々1000円ほど高いです
以下、参考程度に。
<一軒家を買う際ときに考えること>
間取り
・子供は何人いる?1人1部屋?(異性なら個別で部屋が必要と考えるべし)
・子供は何歳で出ていく?22歳くらい?(夫婦2人で一軒家は広すぎる)
・住み変えのリスクある?(あるなら購入するべきではない)
・死別、離婚の可能性ある?(あるなら購入するべきではない)
近くに何がほしい?
・スポーツジム
・スーパー
・役所、警察署、消防署、大きな病院
・図書館
・大きな公園
・ランニングコース
・駅
・本屋、ブックオフ
・100円ショップ
→その人の趣味とか、生活サイクルは大事。
相続する予定はある?
・駅近でないと子供はもらってくれないかも、貰い手がいないなら生前に売るべし。
・駅近で人気なところは購入してよいかも。貰い手がいなくても、買い手が見つかりやすい。
車で出かける方が好き?
→駐車スペース付きの一軒家がよいかも。
住宅ローン返せなくなるリスクある?
→ローン支払えずに手放してしまう(抵当)のが、一番損。
ハザードマップ見た?
→災害にはご注意。保険でもカバーできない可能性あり。津波など。
防犯、害虫対策、騒音対策
→一軒家は必要
仲介手数料は値下げ交渉してみるべし
・3%+6万円が仲介手数料の上限ですが、それ以下にしてもらいましょう。
銀行はいくつか審査してみるべし
・金利の安いところを探してみましょう!金利低いほど、審査が厳しい傾向にあり。
<賃貸メリット>
・住み替えできる
子供が独立したら小さな部屋に引っ越す、子どもの高校や大学の近くに引っ越す、いじめ・ご近所付き合いが悪くなったら引っ越す、騒音がひどいと思ったら引っ越す、家賃が高いなと思ったら安いところに引っ越す、気分で引っ越す(サーフィン始めたから海の近くがいい)などなど。
〜自分なりのまとめ〜
一軒家(マイホーム)を買う条件
1)離婚、死別、転勤などにより、その家から引っ越すことがないこと
2)資産価値が高く、35年後も買い手が付きやすいこと
以上です。