「FX効攻略8月号」のレビューです。
●スワップ狙いは有効か?(P.16)
実はスワップが大きい通貨ペアは変動幅が大きい場面がある。
「不安定」要素がある。
スワップ狙いで長期保有するも、含み損により資金が枯渇することもある。
●東大生のFX(P.24)
「パレートの法則」がある。全体の8割はどうでもよく、本質は残りの2割しかない。2割の情報でFXは勝てる。
「アオンダジャパン」で見られる注文情報を見るとよい。マーケット>オープンオーダーとポジションと進む。需要と供給のバランスを確認できる。
本質を抑えたら、あとは時間帯も気にしながらひたすら繰り返して練習すること。基礎から応用まで勉強し、適切な演習をこなし、模擬試験の経験も積んで初めて門戸が開かれる。FXも同じ。ひたすらトレードを繰返し、勝てるようになるまで諦めなった人にだけ門戸が開かれる。あとは強い意志。
FXは「勝つか、負けるか」ではなくて、「勝つか、学ぶか」である。負けたら負けっぱなしではなく、反省し、学びを得ること。
知識は身を守るための防具にはなるが、勝つための武器になるとは限らない。
●テレビの情報(P.44)
テレビでは短い時間の中で歯切れのいいコメントが求められる。極端な意見がでることがありがち。あくまでも参考程度にする。
●楽しくトレードするコツ(P,54)
トレード記録つける。得意パターンを見つけること。
・何を根拠でトレードしたのか?
・そのときのチャートの状態は?
・売買ポイントの詳細は?
まずはこの3項目を記録する。
トレード後に見直すことで手法やくせを検証することができる。
●エントリーポイント
順張りは利益を伸ばすため決済までに数十分かかることもある。逆張りは数秒~数分で完結させる。
エントリーは上げ止まりや下げ止まりを確認してから。
決済ポイントを自分の都合で決めないこと。決済するポイントは逆方向に進む値動きパターンが見られたときである。「3PIPS」「5PIPS」「○万円」で決済してしまうというのは自分の都合である。
私たちは経済評論家や金融アナリストではない。トレードを生業とするトレーダーに過ぎない。日々為替相場に向き合って、トレード技術を磨きくこと。肌で感じて実感すること。