人の行く裏に道あり花の山
⇒他人と違うことをしろ。人に言うな、人に聞くな。
買いたい弱気 売りたい強気
⇒高い位置では、買いたいが弱気になって買えない。
逆に、売りたいがまだ上がると強気になって売れない。
相場に過去はない。
⇒過去の相場に囚われないこと。常に前向きで。
相場の器用貧乏
⇒小さな上げ下げを狙って売り買いする器用な人がいる。しかしこれでは、大きな成果は得られない。いつか裏目にでることもある。
大成するにはどっしりと構えることが大切だ。
遠くのものは避けよ
⇒多少なりとも知識・親近感を持っているものを選んだほうがよい。
備えあれば、憂いなし
⇒資金に余裕が無いと焦ってしまう。賢明な選択ができない。
「指し値を取り消すな」
⇒決意を持って取り組め。指値を決めたら取り消すことなかれ。
「両建て両損」
⇒両建てしたいと思うことはあるが、上と下で買っても真ん中で落ち着いてしまうことがある。
相場は相場に聞け
⇒打診買いもしていい
売りがたきところが下がり、買いがたきところが上がると知るべし。
⇒含み損が増えたり、買うチャンスを逃すことがある。
買いにくい相場は高い、「売りやすい相場は高い」
⇒価格にはそれなりの理由がある。イイものは高い。ボロいのは安い。
「行き過ぎもまた相場」「山高ければ谷深し」
⇒必ず反動があるということ。
★逆日歩(ぎゃくびぶ)に買いなし
⇒「相場二、三力月も持合う(保合う)ときは、十人が八、九人まで売り方に向くものなり。その後、きわめて上がるものなり。ただし、のぼりつめ百俵(百両につき百俵)上げくらいにて持合う米は、下げ相場と心得べし。」
材料がないときは、売り方向になりやすい。動かないことに嫌気がさして売ってしまうのである。しかも、徐々に売られていく。その後何かをきっかけに急騰する。しかしその急騰は行き過ぎた場合が多い。
「天井三日、底百日」
⇒百日かけて上がっていく。天井は3日だけで、急落する。そんなサイクルである。
「小回り三月、大回り三年」
⇒長い目で見ること。だいたいこのスパンが判断材料になる。
「疑わしいときは何もするな」
⇒ウォール街の名言
その後に現れる相場こそ、本来の姿だ。
⇒トレンドが終わったあとの相場こそが、本来の姿である。
売り買いとも今日よりほか商い場なしと進み立つ(心がはやりたつ)とき、三日待つべし(=売り買いは3日待て)
⇒分からないときは3日待とう
「株を選ぶ前に時を選べ」
⇒個別銘柄を選択することも大切だが、買う時期を見極めよ。
買いは易しいが、売りは難しい。売りは早かれ 買いは遅かれ。
⇒「天井三日、底百日」と言ったように、買いのチャンスはいくらでもある。売ることは買うことよりも難しく、売るタイミングを見極めることが大切。
「アタマとシッポは呉れてやれ」
「売り買いは腹八分」
「バラを切るごとく売るべし」
⇒欲張るなということ。
「見切り千両」
損切りによって大損が避けられるのなら、千金の価値があろう。
「損は落とせ、さらば利益は大ならん」(Cut loss and let profit run.)
⇒ウォール街の言葉
もうはまだなり まだはもうなり
「押目待ちの押目なし」「戻り待ちに戻りなし」
⇒思うように相場は動かないことのたとえ。
二度に買うべし 二度に売るべし
⇒打診買いするのがよい