安倍首相の就任以降、株高・円安が進んだ。
金融緩和により、デフレ脱却への期待が背景にある。
●日経平均株価
2012年12月:9070円
2014年7月:15,284円
⇒168%に上昇している。
●円/ドルの推移
2012年12月:83.5円
2014年7月:101.7円
⇒121%上昇している。
※実際には安倍首相が就任すると予想された2012年11月からこの動きは始まっています。
投資家ほど頭の良い人はいないのではないか。
(w´ω`w)
●日本の金融市場を主導しているのは外国人投資家である。
もっと言えば、「海外のヘッジファンド」である。
※ヘッジファンド・・・私的な投資家、団体が利益追求のために運用すること
(公的な運用組織ではない!!)
⇒ヘッジファンドの評価や、介入度合いに影響がでる。
●一時的に日経平均株価が下がることもあった
2013年6月、「第3の矢=中長期的な成長戦略」の決定前後で、
・解雇ルールの緩和
・医療の規制緩和
・移民政策
といった十分な政策が打ち出されなかったとき。
●解雇ルールの緩和戦略(解雇緩和政策)とは
特区において、解雇要件を事前に明確化すれば解雇を自由とする制度を検討していた。
特区・・・設立5年以内のベンチャー企業や外資系企業のこと。
しかし・・、
・優先順位が低く、他の政策(公共事業や特定産業支援)が優先されていた。
・全国一律の雇用ルールを求める厚生労働省は、積極的な姿勢ではない。
・解雇が容易になるとして、労働組合が強く反対した
・実際には厚生労働省や労働組合の他にも、産業界からの反対も大きかった。
・これら特定の企業が解雇自由となり競争力を付けることになると、解雇なしを前提とする既存の大企業が不利になってしまう
⇒これら複合的な理由により、導入を中断している。
●医療の規制緩和とは
・日本は輸出国といわれている。
海外から材料を安く買って、自国で加工し、高級品に取り付け、それを輸出している。
しかし、医療機器については、
欧米からの輸入に頼っているのが実状。構造的な赤字である。
●なぜ輸入しているのか
・薬事法による規制
⇒規制が厳しく、新薬を作るにしても、機器を開発するにしても、
開発から許可されて現場に届くまで、時間がかかり過ぎている。
※日本は医療分野に限らず、開発しても中韓に先に商品化されてしまうこともしばしば。
・そもそも新規参入しづらい。
⇒価格帯も規制があるため、企業からすると付加価値の高い製品を開発し製造するというインセンティブが働きにくい構造となっている。
・医工連携が不十分である
・「技術」と「医療機関」、「医大」、「研究機関」等での研究開発の融合が実現できれば、
欧米に比べ遅れている最先端医療機器を開発できる可能性は高まる。
●移民政策とは
・人口減少をストップさせ、将来的に1億人程度にキープさせる。
※まだ一億人は切っていませんが、将来的に1億人を切る可能性が大きいです。
景気がすごくよくなり、子供をたくさん作るか、移民を受けるしかないでしょう。
・滞在期間や、労働可能な範囲を見直すなど、「全面改革」を行う計画。
⇒未着
⇒デフレ脱却に向けて、思ったほど改革が起きていないという理由で、
日本への投資額が減少してしまったといえます。
+゚o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚
今後も、海外のヘッジファンドによる安倍政権の見方次第で
日本の景気は良くも、悪くもなるということですね。
恐るべし、「海外ヘッジファンド」!!
移民について、円安の影響もあり、海外からの移民は相当増えるでしょうね。
政府もそれを推奨している訳ですから。
国自体がグローバルになるのは嫌いではないですが、
日本の文化、慣習といいますか、
思いやりの精神とか、周りに迷惑かけないだとか、
その辺は郷に従ってもらいたいです。
もちろん観光であっても、
私たちが海外に行くときも同じことが言えますね。
特に中国・韓国人のセコさとかその他民度には個人的に感心していませんので、
仲良くしていきたいといいう意味で、是非守るところは守って欲しいです・・。