2011年度の介護保険給付費は10年連続で増加しました。
●介護保険制度とは
65歳以上で介護が必要とされた人に家事の援助や身体介護などのサービスを提供する公的保険で2000年度から始まった。
利用者の自己負担は原則1割。
最も多いのは沖縄県(約31万円)。
最も少ないのは埼玉県(約19万円)。
給付費が多い都道府県は特別養護老人ホームなどの施設の入居者が多いのに対し、
給付費が少ない都市部は施設そのものが少ないという傾向がある。
介護保険料は40歳以上に支払い義務がある。
利用者の自己負担額を2割に引き上げたり、
配食などの日常生活の支援を介護給付から外す動きがある。
介護サービス事業者に支払う「介護報酬」は、消費税増税に伴い
引き上げることになった。