100.新興国と先進国

 

国際通貨基金(IMF)によると、
2013年に新興国・途上国の経済規模は日米欧を上回ったようです。

 

約20年前は3分の1程度だったことを考えると、
BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)の成長が
いかに目覚しかったかが分かります。

 

かつては世界経済や貿易、開発といった課題はG7で議論されていました。
今はBRICSも含めたG20に主な舞台が移っています。
ところが、G20では参加国が多すぎ、議論は拡散ぎみです。

 

最近はBRICSに元気がありません。
米欧経済の原則で需要が低迷すると自国経済も減速してしまいました。
ブラジルやインドは高いインフレ率に悩んでいます。
中国も過去の過剰投資のつけで「影の銀行」の退治を急いでいます。
インドと中国はアフリカの市場開拓ではライバル関係であり、
BRICSも一枚岩とはいえません。

 

これに対し米国は元気がいいです。
シェール革命が大きいです。
今後10~20年は再び米経済の時代となる可能性が出てきました。
米経済が好調で、新興国・途上国が停滞していれば、
世界経済の新たなデカップリング(切り離し)があるかもしれません。

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