株価に影響を与える情報を、いち早く入手する方法をお教えします。
それは「適時開示情報」です。
知っている方はごめんなさい。
知らなかった方は調べてみてください。
よくTVなどで「旬な情報」を聞きます。
「どこどこが合併する」
「どこどこが下方修正した」
「どこどこが何の事業に参入する」
だとかです。
そして、すぐさまスマホで株価をチェックしてみると、関連する銘柄の株価は既に「上がりきっている」(または下がりきっている)ことがあります。
というか上がりきっている場合が多いです。
なぜでしょうか。
ですから、普通の人がそれを聞いて、株を買おうとしてももう遅いのです。
逆にその反動(バウンド)するタイミングで買ってしまうと、逆に値が下がってしまいます。
玄人はどこから情報を仕入れているのでしょうか。
「適時開示情報」と検索してみてください。
http://www.jpx.co.jp/listing/disclosure/
※無料です。誰でも見れます。
簡単に言えば、「株価に影響を与えそうな情報」を開示しています。企業は決まったルールのもと、ある情報は開示しなければいけないことになっています。ですから、内部の人間か近しい同業者、記者レベルの特化した人でない限り、ここに載っている情報が最速です。
もちろん「上がる」「下がる」とは書かれていませんよ。(笑)
ただの情報一覧ですから、自分で関係のありそうな情報をチェックしていく必要があります。
ポイント
「適時開示情報」を毎日チェックし、その対象の銘柄を毎日チェックしてみましょう。
読んでみて、いい情報なのか、悪い情報なのかはなんとなく分かるはずです。
あとは「どのタイミング」で「どれだけ影響があるか」が予想できるとよいです。
「合併」、「買収」、「子会社化」、「配当金の上げ下げ」、「決算」で「上方修正」、「下方修正」系はすぐに値動きがあります。「設備投資」系はまちまちですが、感覚的には値上ることの方が多いです。
正直、どれだけ影響があるかは誰にも分かりません。
大株主(筆頭株主)がそこで利確して、「売り」にすることもあるでしょうし、その売られた量よりも個人投資家が「買い」に転じることだってあります。
※基本的にはいい情報は「値上がりする」と考えていいでしょうが・・。
ただ、今お伝えしたように「資金のある巨大な株主(魔物)」がいるとおいうことだけは忘れないでいただきたいです。その組織の一動で株価が左右されてしまうということです。。
私は直接関係するところとか、競合会社の情報、興味のある情報しか読みません。
※全部見るのは現実的に無理
その情報でどんな値動きがあるのか確かめてみるといいと思います。そして、値動きだけでなく「実際の取引高(どれだけ売り買いがあったか)はどれくらいあったのか」を後日確認するべきだと思います。
※日経新聞には載っています。
サンプル
20xx年4月30日に配信された情報です。
「上方修正」です。理由も書かれています。
株価は上向きになるのではないでしょうか。
「適時開示情報閲覧サービス」
http://www.jpx.co.jp/listing/disclosure/
以上です。