[記事公開日]2016/10/25
[最終更新日]2016/11/02

珠算検定6級を取るまでの軌跡

・そろばんって意味あるの?

・計算早くなるの?

・どんなメリットがあるの?

・試験ってどんな感じ?

・どのくらいの期間でとれた?

・申込手順は?

 

これらの疑問にパパっと答えていきたいと思います♪

 

日程は以下の通り。申込期間が短いので忘れないように注意してください。そろばん教室に通っている人は、そこの先生が教えてくれるかもしれませんが、個人で受験する方は特にご注意ください。

 

実際の例)

受験申込:9/14~9/21

受験日:10/23

合格発表:11/1

受験場所:近くの中学校

 

○珠算能力検定6級とは?

 

・みとり算(足し算と引き算の混合)

・掛け算

・割り算

 

以上の問題を解きます。

 

実はそろばんの検定は何種類もあります。普通は、この「珠算能力検定」を指します。(※詳しくはこちら→日珠連」と「全珠連」の違い
 

そろばんは使っても使わなくてもよいです。暗算で解けるなら、そろばんは使わなくてもよいです。割り算のときに、ラッキーだと暗算で解けたりします(例:1280÷40とか)。

○問題数

 

・みとり算:10題

・掛け算:20題

・割り算:20題

 

※上から順番に解くのが普通だが、どこから解き始めてもよい。

 

○解答時間

 

30分

 

○素人がそろばんを始めて気づいたこと

 

(1)みとり算が一番大変かも・・・。

一見、一番簡単そうですが、”3桁の正数”か”3桁の負数”を10回計算しなければなりません。ちょっと手があたってタマが動いてしまうと初めからやり直す必要があります。(笑)その辺は”慣れ”だとは思いますが、個人的にはみとり算が一番時間がかかります。そして、一番間違えやすいです。足し算の最中に、急に引き算が入ってきたりしますので、うっかり引き算なのに足し算をしてしまわないように注意してください。

 

(2)掛け算は簡単だった!

掛け算が個人的には一番簡単でした。みとり算よりも気楽に簡単に解くことができます。初めは計算を始める”スタート位置”(詳しくは割愛)がよくわからず時間がかかってしまいましたが、その”スタートする位置”が分かるようになってからはスムーズに解くことができました。左から右へ「1桁×1桁」の掛け算を足していけばよいだけです。問題も「3桁×2桁」または「2桁×3桁」という構成になっていますので、”スタート位置”さえ分かるようになってくれば、ほぼ満点が取れるようになるでしょう。

 

(3)割り算は諦めました!

私は割り算については、そろばんで解くことを諦めました。(笑)理由は”暗算で解けるから”です。また仮に頭で計算できなくても、解答用紙の余白にちょっと計算を書けば答えが分かるからです(計算過程はちゃんと横線で消すことを忘れないように)。もちろん、検定日までに時間があって、6級以上も受験する予定の方はそろばんで解けるようになった方がいい・・・ということは言うまでもないでしょう。

 

○気づいたこと

 

(1)そろばんの問題集は何度でも使える!!

普通、問題集といえば連続で何回も解けないものが多いと思います。解答を覚えてしまったり、計算式とかメモで汚くなっちゃったり・・・。ただ、そろばんの場合は解答さえあっていれば、おそらく計算の仕方はあっていますので、何度でも使うことができます。現に私は本屋さんで「金園社 珠算能力検定5・6級問題集」という問題集しか買っていません。値段も800円(+税)のみです。解答をいちいち見るのは面倒ですので、検定日が近くなってきたら解答は問題集に書いて、練習してもよいと思います。初めから書いてしまってもいいのですが、受験日の何日か前に本番形式で問題を解くためにとっておきます。

 

(2)珠算能力検定6級はレベルでいうと”下の下”!

残念ながら「珠算能力検定6級」はそろばん検定の中では”下の下”です。レベルが低いということです。受験会場に行って気づきました(ある程度分かっていましたが・・)。3・4級を受験する子供たちがだいたい小学校3年~中学1年生くらい。6級をとるために受験する子供はいないんじゃないか?と思われました。ちなみに6級を受験したのは200人以上いて、私ひとりでした。とほほ・・・。

 

(3)消しゴムは使用禁止!

試験前日くらいに分かりました。(笑)どうやら理由は「(1)解答が不鮮明になるときがあるから」ということと、「(2)長机のとき、机が揺れると他の受験者の迷惑になるから」ということらしいです。なるほど!解答を訂正する場合は、「横線」で消し込みます。横線1本でもいいですし、2本でもよいです。ぐしゃぐしゃっと、丸く書き消したい気もしますが、不採点となってもイヤでしたので、私は素直に横線を書きました。

 

(4)文鎮(ブンチン)は不要だった

受験案内の”持ち込みできるもの”の一覧には”文鎮”と書かれていましたが、実際は文鎮は不要でした。周りの受験者(小学生)も使っていなかったと思います。どっちでもいいんですがね。

 

(5)周囲のパチパチ音は妙にプレッシャーを感じる

回答開始の合図とともに、周りからの「パチパチ」音が鳴り響きます。焦って自分のペースでやることがとても重要です。私は「落ち着いてやれば解ける。やり直しは絶対にしないように」と決めていましたので、ゆっくりやっていました。まあ、6級ですから。(笑)

 

(6)そろばんは左側に縦に置いておく

回答開始の合図が出るまでは、そろばんは机の左側に縦にして置いておきます。机の中央に横向きにしておいておくことはできません。これは問題集には書いていないことですので知っておいて損はないと思います。(笑)

 

(7)試験会場は意外とゆる~い。

”そろばん検定の受験会場”と聞くと、”無言でパチパチ音だけ鳴っているような張り詰めた雰囲気”を想像するかと思いますが、受験会場はとってもと和やかです。小学生が中学校に集まって、30分間パチパチやるだけですからね。(笑)検定も年4回もありますし。試験官(先生?商工会の人?)もおじさん、おばさんたちで、とても気さくな方でした。回答開始の合図もチャイムではなく、ストップウォッチでした。「みんないい?始めるよ~」みたいな。(笑)

 

○費用まとめ

 

(1)そろばん

→アマゾンの中古で2500円ほど。初めはプラスチック製の「おもちゃそろばん」を買いましたので、それも含めると3300円くらいです。

 

(2)問題集

→「金園社 珠算能力検定5・6級問題集」のみ購入。880円+税=864円。

 

(3)検定料

→珠算能力検定6級:940円

 

(4)受験会場までの交通費

→0円

※近くの中学校のため

 

(5)受験申込のための交通費

→0円

※近くの商工会のため

 

計:5104円

 

○掛かった日数

 

1日1時間練習して1か月くらいはかかったと思います。私の場合は検定日までに3か月くらい期間があり、暇があるときに練習するといった感じでした。30時間くらいでしょうか。1日に何時間もそろばんを練習することは現実的には不可能(集中力がもたない)ですから、空いた時間にちょこちょこやるのが理想かと思います。もちろん初めは計算の仕方さえ分からないため、ぐだぐだでした。(笑)途中からはいかに早く解けるかの練習でした。

 

○日常生活への影響

 

→特になし。よく”頭の中でそろばんを想像して計算できる”というような話を聞きますが、そんなことはありませんでした。おそらく、そろばん6級レベルじゃ、そうはならないのだと思います。(笑)

 

○なんだか気持ちが若くなった

 

→たくさんの小・中学生と学校の机に座る・・・なんてことは、普通に生活していれば、まずないでしょう。(笑)恥ずかしかったけれど、幸せな気持ちでいっぱいになりました。教科書が懐かしい!!!時間割が懐かしい!!

 

○賞状が1枚増えた

 

→一応合格となると賞状がもらえます。(笑)また、シールももらえます。これ以上の階級を目指すかは未定ですが、履歴書に書いて就職に使うか、話のタネにするかは個人の自由です。人生における選択肢が増え、知見が広がることは間違いないでしょう。

 

○集中力が付いた!!

 

→よく言われていることだと思いますが、そろばんをやっていると集中力が付きます。30分という時間がなんと短いことか!手先も使って、頭もフル回転させますので、集中力が間違いなく付きます。子供にもやらせたい習い事のひとつです。確か東大生に聞いた習い事ランンキングというのが「スイミング」、「そろばん」、「ピアノ」がトップ3だったと思います。気になる方は調べてみてくださいね。

 

確かにそろばんというのは、地味な作業かもしれません。一人でやるには相当根性が必要です。小学生なら”友達と一緒じゃないと続かないのでは!?”と思うくらいです。私は机の上をきれいにして、集中モードに気持ちのスイッチを入れることに苦労しました。「明日、やればいいや・・・・」というのは日常茶飯事でした。(笑)ただ、「6級までは頑張ろう」などと前向きになると、意外と一人でも頑張れました。

 

○子供に習わせたい!!

 

もし、お子さんが「そろばんをやってみたい」とおっしゃるのならやらせてみるべきだと思います。薄く広く習い事をさせるより、一つのことを集中してやらせてあげることの方が大事みたいです。例えば、動物園でグルグルと10種類の動物を見せてあげることよりも、子供が立ち止まって興味を持ったところでずっと付き合ってあげることの方がいいみたいです。ボケっとしない集中力の子供になるんだとか。6級でも3級でも、途中でやめたいと言い出したらそれはそれでいいんじゃないですかね。そして、親がそろばんをできるようであれば、子供にも教えてあげられますね。

 

○コスパ最高!!

 

おせっかいな話かもしれませんが、家計的にもそろばんは、コスパは抜群だと思います。まず道具代がかかりませんから。(笑)スポーツなら、グローブとか、バットとか、シューズとか、ボールとか、ユニフォームとか、遠征費などがありますが、そろばんは問題集も紙だし、授業料も高くないはずです。そろばんの本体と検定料くらいでは?親が教えるなら授業料もいらないし、そろばん本体もおさがりなら検定料だけですね。実力さえ付けば賞状はいらないという場合には、完全に0円です。(笑)

 

以上です。

 

 

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