[記事公開日]2015/12/27
[最終更新日]2016/05/12

『億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術』 を読んでみた


来年こそ本格的に株デビューしようと思っています!!
今は日経が低いから買い時か!??

今年は人気どころを買って、プラス1万3000円くらいの収益でした。

 

四季報とか、業界地図も買う予定です。

いまは、地道にウォーレン・バフェットさんの本を読み漁っています。
今回で2冊目です。

 

大事だと思ったことろを書いていきます。

※備忘録も意味もありますのでご了承ください・・

 

・短期間に大きく賭けようとする投資家は、どこかで目先の利益に走り、愚かな行動をとってしまう。バフェットはそういう瞬間を辛抱強く待ち続け、そこにつけ込む。

 

・株式市場に参加する投資家の95%は「近視眼的」なのである。彼らは短期的な出来事に反応して、常に好材料で買い、悪材料で売る。

 

・株価はその企業の長期的な基本的経済価値とは全く無関係に動くのだ。つまり市場参加者の短期指向のために、時として大幅に過大評価されたり、過小評価される銘柄が生まれるのである。

 

・悪いニュースが出ると決まって売る。バフェットはこうした動きを辛抱強く待ち構えていて買い出動し、できるだけ大量の株を購入する。時が経てば、企業の長期的な経済価値が株価をより妥当な水準に引き戻すことを十分心得ているからなのだ。起業の経済価値を見誤っているときこそ、株の仕入れ時なのである。

 

・バフェットの投資手法は比較的単純なものだが、それは人間の本能に反するものでもあるのだ。過去を振り返って正当化するのは簡単なことである。だが、将来に向かって同じことを実行するのは数段難しい。悪材料で買うのが、バフェットの基本スタンスである。

 

・資産運用の世界に足を踏み入れて比較的早い時期に、バフェットが気付いたことがある。それはインターネットを使うデイ・トレーダーであれ、何十億ドルもの資金を預かる投資信託のファンドマネージャーであれ、株式投資家の95%はただただ一夜にして大儲けすることしか頭にないということだ。口先では長期投資の重要性を強調する人たちも、実際の行動を見れば目先の利益追求に終始していることがよくわかる。そこは動物的本能が支配する世界だということはバフェットは見抜いたのだ。

 

★以下、「コモディティ型企業」ではなく「消費者独占型企業」を選べと言っている。

 

●コモディティ型

・他との差別化ができない低付加価値の事業を行っている企業。お客からは、値段が唯一の選択肢となる。例:航空会社、鉄鋼製品、穀物生産、石油・天然ガス、林業・製材、紙・パルプ、自動車

・こうした熾烈な価格競争の下では、利ざやは限りなく薄くなっていく。

・生き残るのは、低コスト企業。例えばA社がコスト削減に成功したとする。A社はB社やC社からシェアを奪うため価格を下げる。B社、C社もA社のマネをしてコストを削減し、価格を下げる。結果的に全体の収益が減る。好景気のときは増益を享受できるが、やがて景気が悪くなると、生産過剰に陥る。先見性を欠いた行動をとと財務的に行き詰るのは早い。

・どんなに名経営者でも、基本的条件の悪い事業を営む会社を優良企業に再建するのは至難の業である。

 

●コモディティ型企業の見分け方

・低い売上高利益率

・低い株主資本利益率(ROE)

・ブランド価値を築くことが難しい

・多数のライバル会社の存在

・業界全体として相当な過剰生産能力の存在

・利益の不安定性

・収益性が施設稼働率に大きく依存する

 

●消費者独占型企業(コンシューマー・モノポリー)

・ブランド価値の高い企業。取り扱う製品があたかも独占企業のように強い支配力を持っている企業。その商品やサービスを入手しようとすれば、その企業から買うほかない。いつでも値上げできる自由度があり、収益性が高い。

 

・もしその企業が株主資本をすべて配当で投資家に還元したと仮定して、後に何がしかの価値が残るだろうか。その答えが「イエス」なら、その企業は消費者独占力を持っている可能性が高い。今ここに何十億ドルもの資金と、これはと思う50人からなる経営チームを集める力があるとする。その力を使用すれば、その企業に太刀打ちできるような新会社を作り上げることが可能だろうか。その答えが「ノー」であれば、その企業は強い消費者独占力で守られていると考えていいのではないだろうか。バフェットがコカ・コーラやジレットに大規模な投資を行うことを決めたのも、このような考えにもとづいている。

 

・金のかからないブランドの強み:固定資産には大きな固定費や税金がかかるが、それはコモディティ型企業のコストの大きな部分を占める。これに対して消費者独占型企業は無形資産に依存する面が強いのだ。利益額によって支払う法人税も増減するが、コモディティ型企業では利益がなくても税負担が発生するのだ。技術面では「ローテク」企業が多いため、高度で複雑な生産設備に投資する必要もない。それに、ほとんど競争相手が存在しないため、いったん投資した生産設備は比較的長期間使用できる。バフェットも、ビル・ゲイツも消費者独占こそ富を築く鍵であることを学んだのである。

 

●消費者独占型企業を見分ける8つの基準

・消費者独占力をもつ製品・サービスがあるか

⇒どこにでもある商品はなにか。それが置いてないと店長の常識が疑われるレベルの商品。

 

・1株あたりの利益(ESP)が力強い増加基調にあるか

⇒突然赤字に陥ってしまった場合。ただちに精査して、赤字に陥った原因を明らかにする必要がある。これは単に一時的な問題なのか、それとも将来の下降トレンドを示す兆しなのか、さらには解決できる問題なのかどうかを見極めなければならない。

 

・多額の負債を抱えていないか

⇒コカ・コーラ、ガネット(1年間の利益で返済できる額)、ジレット(1年間の利益で返済できる額)。GM(10年間かけても返済できない)。時には他社を買収するために多額の負債を抱えることがある。回収する相手先企業も消費者独占型かどうか確認する必要がある。2つの消費者独占型企業の組み合わせは、素敵な結婚になる可能性が高い。消費者独占型が、コモディティ型を買収するケースでは、ぱっとしない結果になることが多い。コモディティ型同士の結婚はほとんど大失敗に終わる。

 

・株主資本利益率(ROE)は十分高いか

⇒アメリカの過去40年の平均ROEは約12%である。株主から預かった資本を12%ずつ増やしてきたことになる。ROEは高ければ高いほどいい。

 

・現状を維持するために、内部留保利益の大きな割合を再投資する必要があるか

⇒エドガー・ローレンス・スミス「企業は毎年配当に必要な金額以上の利益をあげ続ければ、その差額が内部留保として株主持ち分の増加となり、その差額が内部留保として株主持分の増加となり、理屈の上では永遠に成長しつづける」

ベンジャミン・グレアム「多くの場合、内部留保利益が株主価値の増加には結びつかない」

バフェット「グレアムの指摘は大部分の企業については正しいが、消費者独占型企業だけはその例外である。」

 

・バフェットが探しているのは、設備投資や研修開発のための再投資負担の少ない、消費者独占型企業である。製品が陳腐化しにくく、製法は単純で、ほとんど競争相手のいないタイプの企業である。

 

・消費者独占型事業を持つ高収益企業は、保守的な財務政策をとるところが多い。これらの企業の多くは事実上無借金経営で、何か問題が生じても自力で解決できる余裕を持っている。

 

・内部留保利益を新規事業や自社株買い戻しに自由に使えるか

⇒平均以上のROEを生む再投資機会のある企業の場合には、利益のなるべく大きな部分を内部留保して企業に預けておいた方がいい、とバフェットは考えるのである。「平均以上の利益を生む事業機会を持つ限り、利益の全額を内部留保して再投資に回すのは大歓迎だ。」バフェットは投資先のすべての企業に、自社株買戻しを強く進めてきた。バフェットはいつも複利の効果を見方につけている。

 

・インフレを価格に転嫁できるか

⇒コモディティ型の産業では、生産コストが上昇する中で、過当競争のせいで売価が下がることがよくある。消費者独占型企業の場合は、コスト上昇に見合った値上げが可能になり、それを営む企業の価値も株価も、インフレにスライドして高まるのである。そして重要な事は、長期的にはそればむしろ収益性の一層の上昇をもたらし、企業価値もそれだけ高まり続けてきたことである。言い換えれば、消費者独占型企業はインフレに打ち勝つことができるのだ。

 

・内部留保の再投資による利益が株価上昇に繋がっているか

⇒いったん投資したあとはじっくり保有し、内部留保の再投資によって企業価値が持続的に増え続けるのを待つのだ。すると市場が企業価値の増大を評価し、株価の方も持続的に上昇する。これこそバフェットが巨万の富を築いた鍵である。

 

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