・価格が急落するリスクが少ない
・価値が万国共通なので安心
・固定資産税がかからない
・利子や配当金がない
・世界経済の低迷時、混乱時に価格が高騰する
・現物の保管には費用、手間がかかる
・バーチャルでも買える
・現物取引(実際に金の現物を売買する)は手数料が高い
★「金取引」には大きく2つの種類があります。
<1>「金」の現物を売買する
<2>「金」をバーチャルで取引する
<1>「金」の現物を売買する
(1)純金積立
月々買い込んでいきます。有名なのは「ドルコスト平均法」という買い方。田中貴金属工業も、「純金積み立てコース」はこの買い方を採用しています。安い時には多く買い、高い時には少なめに買います。よって、月々の買い付け金額は一定になります。また、毎月定額ではなく、毎月定量制で買うこともできます。
(2)金地金(きんじがね)
金ののべ棒(ゴールドバー)を直に購入する投資方法。様々なバーサイズが用意されており、500g以下の重量で購入する場合には、「バーチャージ」と呼ばれる手数料がかかる場合があります。金そのものを買うため、ある程度まとまった資金が必要です。だいたい、1g4000円~4500円で購入することができます。
(3)金貨
コインは地金(延べ棒)と異なり、価格に”プレミア”が付きます。プレミアとは、”需要”のことです。
ポイントは、
(1)金の含有率
(2)発行国の信用
(3)デザイン
(4)発行枚数
です。
価格は「金の含有量+プレミア」となります。良くも悪くも、欲しい人(コレクター)の需要によって価格が上下します。例えば、コインを落としてデザインに傷がついてしまえば、価格は大きく値下がりします。
1オンス(31.1g):14万3478円 ※1g=4583円
コインは多くの国で作られており、ひとつの国の中でも、いくつも種類があります。
例) ・ウィーンハーモニー金貨(オーストリア) ・メイプルリーフ金貨(カナダ) ・クルーガーランド金貨(南アフリカ) ・ブリタニア金貨(イギリス) ・カンガルー金貨(オーストラリア)
<2>「金」をバーチャルで取引する
(1)金ETF
有名なものに『SPDRゴールド・シェア』があります。価格は、市場が開いている間は常に変動しています。一般の株式と同じように売買することができますが、配当金はありません。売買での差益(キャピタルゲイン)のみの収益となります。もちろん、価格が下がってしまえば損をすることになります。
(2)金DEF
”信用取引”により最大20倍までレバレッジをかけて、売買することができます。もちろん、現物は扱いません。少ない資金で始められることがメリットです。
バーチャル取引のコツ
・手数料が安い業者を選ぶこと(DMM CFD)
・資金管理を徹底すること
・東京工業品取引所(TOCOM)
http://www.tocom.or.jp/
・金、銀、プラチナ、バラジウム
http://www.omamoriya.com/
・固定資産税かからない、ってところがミソ?
・金の需要は基本的に伸びる傾向にあり。新たに金が発掘されない限り、じわじわと価値を上げていく?
・高い。1gでも4500円ほどする。
・いつでも現物と交換できる投資信託やETFで積み立てで買ってみるのは、おもしろいかもしれない。
・利息、利回り、配当がない以上、絶対に金投資を始めた方がいいとは言えない。
・買うなら世界経済が低迷、混乱しているときに買うのがよい。
・株式の評価額減の保険として買うのは常套手段。どちらも買い込むのがよいだろう。
以上です。