自分のスペック
応用情報を取得済み。CCNAは勉強していたが、挫折した。(笑)
ドットコムマスター(ダブルスター)を取得しようと思ったきっかけ
会社で推奨されていたから。ちなみに当方「IT派遣要員」で、ここの職場に就いたのは5箇所目くらい。配属されて、「伊藤さんも取ったらどうだ〜」と言われたのがきっかけ。
ドットコムマスター(ダブルスター)を取得しようと思った理由
公式のスマホアプリで問題を見た感じ、可もなく不可もなく〜って感じだったから。暇なときにコツコツやってて、ある程度点数が取れるようになってきたので、じゃあってことで本格的に勉強を開始した。(書籍を買ったり)
今思うと、IPAの資格より、ドットコムマスターの勉強の方が面白いです。しかも役に立つ。iphoneとかAndroidのこととか聞いてくるし、無線LANの身近なトラブルのこととか聞いてくるし、IPAみたいに「で、これは一体なんの知識なの?」ってことにはなりません。(笑)
実際の勉強方法は?
1.スマホアプリを一通りやる。
ベーシック版もやったし、アドバンス版もやった。参考までにアプリは全出題数約500問のうち、70問しか載っていないらしい。正しい数字ではないと思いますが、「アプリには全問載っていないよ」「アプリは全ての問題を網羅していないよ」という点にはご注意ください。模擬試験モードでは解説が載っていなかったりとやや使い勝手が悪いが、無料なので仕方がないか。。
2.書籍を買う。
「これで1冊OK」みたいなサブタイトルの本を買いました。と言っても、実は中身は全然読んでいなくて、付録(購入者特典)のPDF問題集が欲しいが為に買いました。しかもメルカリで。(笑)受験後もメルカリで出品し、無事売れました。2500円くらいで売買していた印象です。定価で買うと3600円くらいです。各章に設けられているサンプル問題くらいはやっておけば良かったと後々後悔しました。私はPDHをダウンロードしたら、すぐにメルカリに出品してしまいました。アハハ。。
3.PDF問題集をやる。
PDF問題集は、どれも過去問と同じボリュームです(計70問)。A〜Eまで5種類ありました。なんだかんだ各5回くらいはやったと思います。解答が分かったところで、時間の許す限り、深いところの知識まで習得しようとしていました。あまりにも難しいやつ(解答とかネット検索しても理解できないやつ)は解答だけ丸暗記して、それ以上の深追いはしませんでした。(笑)
ちなみに、PDFは印刷して使ってくださいね!
それ以外の勉強方法は後述します。
実は2回受けておりまして、1回目はシングルスターしか取れませんでした。言い訳すると、過去問を1周しか回していなかったからです。後述しますが、ダブルスターはそんなに甘くなかったです。(笑)なので、2回目受けるときまでには5周くらいしたと理解してください。
取得までにかかった期間は?
約1ヶ月。アプリを1日1時間を10日くらい。過去問90%正答率にするために、各4時間くらいは費やしているはず(解いてみる1時間、解説読む2時間、数日後に復習する1時間)。なので5種類で20時間。時間数でいうと10+20=30時間。もちろん学習をサボる日もありましたが、2回試験受けたことも加味して、やっぱり1ヶ月くらいは意識して勉強していたと思います。
取得までにかかったかかった費用は?
・受験費用:8600円×2回
・問題集:400円(2600円で買って、2400で売った。ただし、売るときに送料負担しているので200円をプラス)
・費やした時間:プライスレスw
→だいたい16000円
受験会場はどこになる?
結構色んなところがあります。当方東京住みですが、1回目は練馬区、2回目は新宿区で受けました。好きな時間、好きなところを選べます。
いざ受験!1回目メモ
点数:655点
(700点以上でダブルスター認定)
「過去問(PDF問題種)の内容、全然出てこねぇじゃん。。」「メモ書きも持ち帰らせてくれないとか復習(次回対策)もできねぇじゃん。」「ていうか、2回目受けようにも勉強のやり方がわからない。。」「NTTコミュミケーションさん、やってることや●ざじゃん。。」
参考書に付録されている問題集は大して的中していない、さらに過去問も公開されていないという、受験者にとっては地獄でしかない。(笑)
受験1回目後〜2回目までの勉強方法
・手元にあるPDF5回分は完璧にしようと思いました。といっても、2週間ほどで正答率100%には至らず、90%くらいまでは暗記しました。もちろん、最後まで理解できない問題もいくつかありました。(笑)
・規格を覚えました。Wi-Fiの規格+暗号化とか、イーサネットケーブルのカテゴリー速度とか、Bluetoothとか。これは丸暗記。Wi-Fiの暗記が割とキツイ。USBの物理的な形状も画像検索で確認したし、互換性とかも確認した。つまり、「丸暗記しなきゃな〜」ってやつは頭に入れておいた。
・セキュリティの問題で点数を底上げできると思いついた。なので、材料としてIPAの問題種に手を出した。「NTTコムの出題者もIPAとか参考にしてんじゃね?直近の過去問だけ見ておこう〜」という発想。具体的にはSG(セキュリティマネジメント)の午前問題、SC(安全確保支援士)の午前問題2(午前1はやらなくてよい)を1周しておきました。1回分かつ1周というやる気のなさですがw、時間の許す限り、この辺りも勉強しておくとダブルスター合格の為になると思います。ドットコムマスター試験では、セキュリティ系の問題は少なくとも10題は出題されているはずです。問30〜40あたりがセキュリティ範囲じゃないかな〜と思ったり思わなかったり。
いざ受験!2回目メモ
点数:816点
・割と自信を持って挑んだ。だけども、やっぱり過去問(問題集PDF)に無かった問題が出てきてテンパる。「あ〜終わったー。もう無理だ。」と思ってた。
・問題数は70問、制限時間は80分であるが、初見の問題には2〜3分、過去問で記憶済みの問題は秒速で解いていたイメージ。(笑)
・過去問をベースに完璧にして挑んだつもりでも、「残る選択肢が2つあって困る〜」みたいな問題がいくつかあった。なので、過去問で得た知識で200点、今までの知識とか常識で400点くらいの点数が出たのではないかと思う。
・過去問では「正」となる選択肢だったのに、本番試験では違う問題で「誤」になる選択肢になっていたりして、「NTTコムさんもそこまでやるか〜」って印象。つまり、PDF過去問を丸暗記しても10問くらいしかそのまんま出題(設問&解答選択肢)されることはないため、役に立たない。設問自体をやや広い視点から理解していないとダメ。
・ちなみに「誤」となる選択肢から学べることも多いので、理解しておくべし。「あ〜だからこれは解答選択肢じゃないんだな〜」という深い知識が得られる。
(一旦、覚えていることを書いてみました。)
振り返ってみて、おすすめな勉強方法まとめ
・スマホアプリをやる
・やる気が出てきたら問題集を買う(フリマアプリでもOK)
・問題集の章ごとの問題サンプルをやる。(太刀打ちできなければ、その問題集を1から理解するしかない?)
・過去問仕様のPDF問題をやる。5種類あるはずです。「正」も「誤」も含めてちきんと理解できるようにしましょう。(私は計5問理解不能があったが)
・規格を丸暗記する場面が必ずあると思うので、空いた時間はちょこちょこ思い出せるか自己流でテストをしてみる
・時間があればIPAのSGの午前問題、SCの午前問題2をやる
・PDF過去問をやっぱり見て、きちんと復習しておく
取得を考えてる人に向けた注意点やコツ
・意外とムズい。
・問題自体もちょこちょこ更新されているはずです。現時点は第3版(2019年10月〜いつかまで)ですが、第4版が出るまでは用意されている問題の総数は変わらないのかな?出題内容は割と真新しいものが出てくる。(iphoneのOSバージョンのこととか聞いてくる。俺アンドロイドだし、知らねぇー。てかそれ出題すんのかよーwって感じです。)
・CCNAや安全確保支援士の知識ある人は結構有利かと思います。その一方で基本情報持っている人は不利とは言いませんが、あんまり役に立たないかと思われます。(応用情報所持の私が言っているのだから概ね間違いない。笑)
・認定証(免許書みたいなカード)を申請すればくれます。1000円かかります。ただ、発行するかしないかは、申し込みの段階で決める必要があります。つまり、ギリギリ合格してら、しょっぱい点数が印字されたカードが発行されてしまう。(笑)点数が印字されるってところがヤバいですよね。
あとがき
「ダブルスター持ってないのかよ〜」と煽ってくる先輩がいますが、今と昔ではレベルが違います。今はかなりムズいです。(その逆だったらすみませんww)
以上です。